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2006年 ドイツW杯旅行記 II

2006年 ドイツW杯旅行記 II

4日目(6月12日)-試合・日本×オーストラリア

いよいよ、試合当日。嫌でも気持ちが昂ぶる。なるべく余計な緊張はしないよう、試合のことは考えないようにして朝食を摂る。
このルートウィックホーフェンは、同じ路線にカイザースラウテルンがあるので、電車でも1本、30、40分くらいで行けるらしいが、私達ツアーは午前10時にホテルロビーに集合し、バスで送ってもらう。

バスでもカイザースラウテルンまでは1時間かからない。近い。
ただ、自動車でスタジアムの近くまでは行けなくて、郊外に用意された駐車場で降りなくてはならない。そこから、無料のスタジアム行きシャトルバスで移動。

街中にも「FIFA P」という交通標識がしっかりできていた。しかし、我々が行くべき観光バス用の駐車場がよくわからず、一旦スタジアムが見える近くまで行ってから、町をぐるぐるとまわってマンハイム方面へ戻るようになって、「ええ~~っどこ行っちゃうのー?帰っちゃうよー」とか、ドキドキしながらも、結局高速の入り口に近いところに駐車場があったのねー。カイザースラウテルンそのものについてからは30分くらい彷徨ってたかもしらんが、帰り目の前の高速に乗るだけなので楽そう。

11時半くらいに着きましたが、スタジアム行きシャトルは12時からっつーことで、←このシャトル待ちの列・・・たまに黄色いオジーサポーターがいるんだけど、見事に真っ青。
中には、三都須選手のご両親や大黒選手の奥様もいらっしゃった。家族でも特別扱いはナシね・・・。(大黒夫人はキレイですねーしかも爽やか)

シャトルバスから降りてちょっと歩くとスタジアム入り口の前の入り口・・・手荷物検査である。
ここにたどり着くまでに、横を通る上り坂になった道で、後輪から煙がもくもく出ているバスがいて、ビクビクと遠巻きにしながら進んだ。「今は何も起きるな、爆発するな、ワシらを巻き込むなー!」みたいな・・・。運転手さんがわらわらしてたけど、近くのおまわりさん3人は眺めてるだけで・・・いいのか、それで?^^;

手荷物検査では、男女振り分けられる。女性は女性に身体検査をされる訳。でも、私は身体検査なしだったな・・・抜き取りなんだろうか。
ただ、バッグにしのばせていたおやつに「イーティング、ノー」と言われる。食料だめなんて聞いてないよ!帰り絶対腹が減ると思って持ってきたのに・・・(T_T)ゴミ箱に捨てるように言われたが、そこまで監視されていなかったので、1度出したおやつをちゃっかりまたバッグに閉まってそのまま通過^^;

→オレンジが係りの人で黒い箱はゴミ箱。ここはゲートも係りの人も多くてよかった。あまり待たず通れて。フランスでも韓日でも、数が少なくて結構つまってたから・・・スムースで良かった。

手荷物チェックを受けて道なりに登って行くと、スタジアムの横にイベント広場が。
そんなに広くはないスペースではあったが、アディダスやフジフィルムなどのオフィシャルスポンサーブース、公式グッズ売り場など、揃っていた。

フジフィルムのブースでは、公式キャラクターの・・・誰だっけ?^^;名前は忘れたが、ライオンのキャラクターぬいぐるみと記念撮影。

大会らしいイベントではあるが「フジフィルム」ってのが、なんだか外国にいる感じじゃなくて、有り難味が薄い(笑)

記念撮影の後は、ドリンク系スポンサーのブースにて冷たいドリンクを購入。もちろんビール!!

ドイツとはいえ、バドワイザーだったけどねえ。とにかく暑いので、ビールは旨いが酔いはまったくなく、すぐに蒸発していく感じだ。広場の角に人がいない木陰を見つけて、一服しつつ涼をとった。

←デポジット金+1ユーロ取られるカップ。リターナルだと思うので、返しに行けば1ユーロも返ってくるんだと思うけど、記念に持って返ってきた。右がバドワイザー、左がコーラ。値段は一緒だったけど、量にちょっと差があるのね。

あー、やけに客さばきの遅い店だと思ってたら、この+1ユーロがわかってない人が多いらしく、もめてたみたいね。いちいち説明してる店員さんもお気の毒・・・。
このシステムは前回のワールドカップからあるし、店の表に英語で「デポジット+1ユーロ」みたいに、ちゃんと書いてあったゾ。ワールドカップにしても、英語にしても、勉強不足だね、日本人(-_-;) (観察力も足りない・・・)

しばし休んだ後、いよいよスタンドへGO。
その前に、もう一つ というか、本当のスタジアム入場口を通る。ここで、チケットチェック。チケットの端には一応ミシン目が入っているので、ここから切り取られるのかと思っていたが、噂のICチップなのかなんなのか、キラキラシールのところを「ピッ」と機械にかざしてクリア。一応パスポートも持っては行ってましたが、照らし合わせることもなく。簡単で拍子抜け・・・。

スタンドの第一印象は「あら素敵」。
キレイだし、ピッチも噂どおりとっても近くて、コンパクトにまとまった感じ。町とチームが気合入れて改修しただけあるね!

私達の席も、ゴール裏ではあるが、なかなかゲームが見やすそう。左コーナーが近いし。シュンスケ(FK)ポイント!と勝手に盛り上がる姉妹。

日本応援の中心は私達の後方、スタンドの上段の方って感じ。

1度席を確認してから、キックオフまでトイレやら昼食買出しやら。

女子トイレが男子トイレより少ないのはどこも一緒だなーと・・・女子トイレはただでさえ男子トイレに比べて回転だ悪いのに、数自体も4分の1くらいでしたかね。少ねー。

大きなソーセージがはみ出した、ホットドックみたいなのを持ってる人とすれ違ったし、いい香りもしてるんだけど、どこで売ってたのか見つけられず・・・。とりあえずドイツらしいものを、と思い、ちっちゃい屋台のブリツェル買った。ブリツェル自体はデカイ。妹と二人で一つ。
これがもっと硬いカリカリ食べるものかと思ってたら、中はもちもちしたパンで、ほんのり塩味で、なかなか美味だった。

そうこうしているうちに、選手のウォームアップも済み、いよいよ選手入場!!
あんなにしっかり大声出して「君が代」を歌ったのは初めてだった、私。

しかし、本当に楽しかったのはここまでですなあ・・・(遠い目)・・・。
試合内容は割愛。 っつーか、やっぱ見てるこっちもテンパッてんでしょーね。今となってはあまり覚えておらず・・・(苦笑)

ま、印象としては、試合前にケンカでもしたんかと本気で思ったくらい、選手間の意思の疎通が感じられなかった。シュンもヒデもプレーが辛そうだった・・・。

後で気温が24度だか25度って小耳にはさんだが、体感温度は軽く30度超えてた(@o@;)
マジ刺さるような太陽光。

私達の席は、ちょうど南になっちゃったんですかね。試合中ずーーーーーーーーーーーーっと、真上に太陽があって。「暑い」以外言葉が出ない・・・もう、暑いってより「痛い」・・・帽子の上にさらにタオルかぶってたんだけど。熱からは逃げられない(-_-;)
しかも、私達の右手になるメインスタンドの屋根が照りかえってくるから尚更暑いやらまぶしいやら。素敵なスタジアムなんですけど、屋根がガラス張りだったのはいただけないわ・・・日陰・・・日陰を作ってくれ・・・(T-T)

前半、ちょっと私達のスタンドと逆方向のゴールを護っていたヨシカツは、ゴールマウスがキレイに日陰になってて羨ましかったー。反面、後半ヨシカツが今度は太陽の真下にくることになるので、ちょっと心配は した・・・んだけど・・・これも影響あったのかなあ・・・。

んで。←あまりの天気の良さで、メインスタンドコーナーにあるガラス張りの建物に、キレイにピッチの様子が映る。
やー、ガラスの方がモニターみたいで、本当にキレイに映ってた。思わずパチリ。

試合中、何度がウェーブが起きる。起きかけては途中で止まり、そうするとウェーブ発生源のあたりからブーイングが起きる。最初気づかず、ピッチのプレーに対するブーイングかと思って、「今ブーイングのとこ?」って思ってた。
ぶっちゃけ、個人的にはちょっと迷惑^^;試合に集中させろや、って・・・。ハーフタイムなら大歓迎なんだけど。

試合後、ちょっと驚いて見入ってしまった、福西選手。キャプテン・ツネと先頭を切る勢いで、まっすぐにゴール裏へ歩いて来た。「ふ、福ちゃん?どうしたの??」ジュビサポの私は、あまり見ない彼の態度と表情にうろたえる・・・。

ここでもう一つビックリしたのは、日本サポーターの拍手。後半、すっかり足が止まってしまった選手達に対して、下手な試合しやがって、みたいにブーイングが起きても不思議じゃないと思ってたから。でも、皆拍手と歓声でブルー戦士を迎えた。
暑くて辛いのは、あの場にいた誰もが自分の体験で知ってる。その中、走り回った・・・走ろうとした選手達をねぎらう拍手。負けてしまったけど、その拍手は「大丈夫、大丈夫」と言ってるように、とても暖かく聞こえた。諸々に呆然としていた私は拍手も声も出すことができず、ただただ、福西さんの顔を見ているだけだったのだけど・・・。

後で妹に聞かされたところによると、そんなゴール裏のサポーターを、ツネと福ちゃんの二人はジーッとまっすぐに見上げていたんだって。
「サポーターの気持ちは、少なくともあの二人には届いていたはず!」とは、妹の弁。そう 心より願う。まだ終わっていない。諦めないで。次も頑張ろう。もっと頑張ろう。私達も・・・。

気持ちを切り替えながら、スタジアムを後にする。考えるとくよくよしちゃうので、今日の試合のことは考えない。次、クロアチアに勝てばいいのよーー!

だがしかし、駐車場に戻るまでが長い道のりでガックリ・・・。シャトル乗り場までは、まあ順調だったのだが・・・そこに明確な列ができている訳でも作られる様子もなく、ぐちゃぐちゃの人達が先を争ってバスに向かうし、バスがまたバス停でもない、変なところで人がいたらドアを開けてしまうから、先にバス停に到着してた前の方の人達(私達含む)が一向にシャトルに乗れない!
ツアーの皆さんとは駐車場で各々集合になっているので、遅れれば遅れるほど他の方を任せることになるので、焦るわ焦るわ・・・。
ひいひいいいながらバス乗り場に着いてから30分ほどかけてやっとシャトルに乗車・・・。ツアーバスに慌てて戻ると、席は半分ほどしか埋まっておらず、私達と同じ不幸に見舞われた人が他にもいるんだわーとちょっと安心^^;

私達がツアーバスに戻ってから1時間ほどしてもまだ戻ってこない1組があったが、19時になるので置いて出発(・o・)
ガイドさんがとても心配して焦っていたが、ホテルに戻るとその1組から、バスを間違えて駐車場でなく市街地へ行くのに乗ってしまったと連絡が入っていたとか・・・(-_-メ)

今回、会場の周りにもいっぱい旅行会社の人がいて、しっかり案内してくれてたし、町の中にもツアーデスクがあってそこが連絡先って試合前に聞かされていたのに・・・そこに連絡していれば、もっと早く連絡着いたはずなんですけどね?なんで1時間以上すぎてホテルに電話なんですかね?ひたすら皆文句も言わず心配して待ってたんですけどね?翌日も一言もそこのグループ、っつーかカップルからは何の挨拶もありませんでしたからねー・・・。すごいねッ。

それはさておき、往復の車窓からの風景は、見事な田園風景。緑がきれい。ところどころにブドウ畑(ワイン用)あり。菜の花と思われる黄色い花畑もあって、とってもキレイ♪ちょっと和む。


ゴール裏ビッグユニの影から選手入場を見守る。私は丁度左袖の下だった。
日陰になって良い塩梅だったのでこのままいたかったような・・・^^;

5日目(6月13日)~6日目(6月14日)-最後の観光、そして帰国

帰国の日。いつも海外は、旅の最後の方は早く日本に帰りたーい、みそ汁飲みたーい、うどん食べたーい、とか思っているのだが。
今回は、帰るとなると寂しくて仕方がない。やっぱ、試合が最後って、寂しいなあ。試合終わって、じゃさよならって・・・さみしい。
ドイツは、なんだか私達の感覚にとっても合ったらしく、色々と気に入った。あと3日はいたいと思ったし、また、ブンデスリーガ観戦とか?絶対来たい!と思った。フランクフルトもハイデルベルグも見足りない。
泊まってたホテルが結構良いホテルだったらしく(ネットで調べると4ツ星クラス・・・)、朝食もメニュー豊富で美味しかったし、部屋も広かったし、エアコンが壊れてた^^;こと以外は快適だった。

チェックアウトは11時だが、飛行機は21時フランクフルト発。夕方の再集合時間までの自由時間を、隣町マンハイム観光に使うことにする。最後の朝食を堪能して、しゅっぱーつ。

泊まっていたルートウィックホーフェン中央駅からマンハイムまでは2つ。すぐ着いちゃう。
マンハイム駅は、今までも何度も通ってはいたが、降りたのは初めて。ホームを出ると、ガラス張りの天井にワールドカップ参加国の国旗をアレンジしたシャツが飾られていました。
フランクフルトに行くまでワールドカップ開催中って感じられなーい、と思っていたけど、こんな身近に実はあった。

この屋根の下に、小さなグッズ屋さんもありました。

マンハイムは、乗り換えの多いターミナル駅なので、やっぱそれなりに大きい。

マンハイムは、町が碁盤の目上になっていて、地図もとても見やすいが歩きやすくもある。
駅前の地図ボードを確認して、初日にバスから見た給水塔を目指す。駅からまっすぐ伸びる道をてくてく10分するかしないかの道程。

途中、トラムの線路を振り返ると、これも意外と絵になる風景なので、パチリ。中央奥がマンハイム中央駅舎。

給水塔の前では、ワールドカップ中のイベントみたいなことをやっていた。各国のお料理など屋台が出るらしいが、11時になるかならないかという午前中のことであり、まだまだ準備中・・・開店前のところばかりで、何があるのかよくわからなかった。

給水塔のバルコニーへ登ると、裏にこんな←キレイな公園が!
そういややはり初日にバスの中から噴水見たなあ~これか~。
やーなんか、ベルサイユ宮殿(行ったことないけど)とかみたいで、天気は本当にいいし、美しい風景。

給水塔。
歴史的なことは、不明^^;

給水塔をぐるっと周って(中には入れないようだった)、公園へ降りてみる。
噴水の両脇に、藤棚やツタで日陰を作る道があり、そこから噴水をのぞくだけでも、なんとまあ絵になることか・・・。

噴水側から給水塔を臨む。
青空と芝生とお花と噴水と。もう、言うこと無いっす。

最初ドイツへ着いたときは、あまりの陽射しの強さに「すっかりオゾン層破壊されてんじゃん?」と思ったものだが、いるうちに「違うな、日本(東京)の空気が汚すぎる」と思いなおした。
この澄んだ空。東京は青空と言っても、地平に近くなるにつけ、スモッグのグレーのグラデーションになる。最近では上の方でさえ、これほど見事なブルーは拝めない・・・。

地平に近いところにもグレーがないので、地上の緑との対比がより一層クッキリと。絵のようだ。

給水塔を離れ、散歩がてら宮殿を目指すことにする。マンハイム駅の並びに宮殿があるのだ。線路の横なので、マンハイム駅を利用すると必ず見える。

宮殿方向へ通りを選んで進んで行くと、歩行者天国らしい商店街。日曜の銀座という風情だ。

買い物!しなくちゃ。フランクフルトで買えなかったビルケンシュトックを求め、靴屋さんを探す。意識しているせいもあるだろうが、気にするとやたらと靴屋さんが多い。しかもサイズが大きい。素敵~~♪
日本女性としてはデカイ、25~25.5というサイズの私にはもってこい。サイズがないなんてこともないし、デザインも日本と違って実に豊富!素晴らしい!!

ドイツは女性も大きいですが・・・横にも結構・・・でも、お店で見かけた女性はスラッとしていても、イキナリ「41」(26~27くらいか)のサイズ掴んで試着してるし、子供靴のコーナー見ても「38」(24~24.5くらい)が平気で置いてあるし^^;ビックリですよ・・・この国では、私は体も足もデカくなーい!(笑)

しかし、求めるビルケンがない・・・。靴屋も思いのほか多いので、いちいち見てられないと辟易。
デパートないかしら?と1本裏の道をのぞくと、目に入った看板が「BIRKENSTOCK」!ビルケン屋だわ!!ラッキー!!突入。
小さな店だが、1軒まるごとビルケンである。そして知った、ビルケンって、サンダルだけでなくスニーカーもある・・・勉強不足です・・・。

怪しい英会話というより、英単語を駆使して、気に入ったサンダルの該当サイズを購入♪やっぱ安いし♪意気揚々とお店を後にした。

そしてちょっと歩くと、そこにデパートが2軒向かい合ってあったけども。ちょっと、ワールドカップ関連の階をのぞいてみたけど、結局何も買わずに出てくる。なんか、日本のデパートよりはちょっと小ぶりかなー。日本のデパートほど高級そうでもない。んー・・・ちょっと期待はずれ?

んで、なんだわ脇道から広場っぽところが見えたので行ってみた。
この町は教会が多くて、地図みても5つも6つも、やたらと教会のマークがある。ここにも教会が見えるが、地図を読むと「マーケット広場」みたいに読める。確かに出店がいっぱいで、市場のようだ。休めるところ、食べられるところはないか、フラフラと入っていく。

缶詰でない、生のホワイトアスパラガスを初めて見た。特産物だとは聞いていたが、太いし、立派なもんである。他のお野菜も多そうでまさに市場だが、お昼も過ぎたところですでに皆さん店仕舞いの空気・・・。

残念だが、広場の隅にカフェを見つけたので、そこへ入った。席に着いて気づいたが、文字とか怪しい・・・なんか、ドイツ語や雰囲気ではない感じ・・・むむ?

「ピルス」と言ってみたら「アルコールナッシング」と。やはり、イスラム系ですか?お酒ダメなのね・・・とほほ。コーラで我慢。妹がチキンバーガーを頼んでみたが、やっぱりちょっとカレー粉のようなスパイスが効いたチキンだった。でも旨かった。
ドイツの人は結構エスニック料理みたいなのも好きらしいとは噂には耳にしていたのだが、やっぱあるんだねーって感じ。お客さんも別にイスラムの人って訳ではない。

でも、フランクフルトでもマンハイムでも、イスラム圏ぽい人いっぱいいた。結構いらっしゃるんですね。

ショッピングに気をとられていた私達は、休みながら本当は道を途中で左に曲がらなきゃならなかったことを思い出した・・・。このまま進んでいたら、宮殿にも駅にも着かないところだった^^; 休んで正解。

マーケット広場から左向いて見ると、道の突き当たりにもう宮殿が見える。いえ~い。帰り道が見えたー。

大通りに面して、横に広がる宮殿↑
肝心の正面部分が改修工事中で、工事現場の足場に覆われていたので、左翼の写真でちょっと寂しい・・・。

宮殿を右手に眺めつつ、マンハイム駅へ戻る。4時間ほどの観光だったが、あっと言う間だった。マンハイムも適度に都会ででもコンパクトにまとまってて、ここもなかなか住んでみたい町かも、と思った。

帰りの電車の時間を確認・・・いよいよお別れ気分・・・。

4日間お世話になったルートウィックホーフェン中央駅からホテルに向かうと、ホテルの窓にサムライブルーのフラッグが見えた・・・誰かの忘れ物・・・?ああ・・・
←4階の真ん中くらいの窓にちょっと黒い影が・・・これフラッグ。どうなったのかな、あれ。

私達は16時半の再集合に間に合うよう、30分前にはホテルに戻った。ちょうど韓国とトーゴの試合がロビーで放送中。集合時間を待ちつつ、観戦するも、最後まで見届けることはできない・・・。
試合会場は把握していなかったが、朝、同じホテルで韓国応援団が集合していたのを目撃したので、フランクフルトなんだろう。ファイティーン、テーハミング。

時間になりバスに移動したが、またしても遅れている人達が・・・電車が遅れているとかで、足止めを食ってしまったグループがいくつか。そういえば、私達の乗った電車も、なんだか途中で5分くらい止まっちゃってたっけ。運転手さんみたいな人が電車の中走り回っていたけど、なんだったのかなー・・・。

それでも、10数分遅れくらいで皆揃って無事出発。さよーならーー。

1時間半ほどで、再びフランクフルト空港。
日本人や早くも韓国人の一団(弾丸ツアーか?!)のプチ出国ラッシュで、チェックインカウンターは混雑。ちょっと時間かかったけど、その後免税手続きや出国手続きも終えて搭乗口へ。
行く前の空き時間でニコチン摂取と、とどめのビール補給(笑)カフェバーを探してドイツのビールを飲み収めですよ。
喫煙所の横にあるスシカウンターに、日本人が群がってるのがちょっと微笑ましかった(笑)

そしていよいよ、いよいよ本当にさようなら、ドイツ。寂しい。本当に帰ってきたくなかった。
飛行機が空港を飛び立つと、来る時は気がつかなかったけど、辺りは一帯見事な森。本当に緑を大切にしてるんだなーって、なんか感動して、別れがさらに悲しくなった。

街はどこも素敵だった。ごはんは美味しかった。ビールはもちろん美味しかった。カイザースラウテルンって街には本当は日本庭園があるので観光もしたかった。また、必ず行くよーダンケシェーン×××



←飛行機の中で久しぶりに読ませてもらった日本の新聞で悲しくなったりして・・・

旅行記パートIへ■

飲・ん・だ・さ(笑)

フランクフルト、大聖堂横広場のカフェ~

ハイデルベルグ、マルクト広場のカフェ~。
しかしなんつーか、どっちかってーと南欧のリゾート地のような絵面になっておりますな。

12日、試合後のわびしい夕食・・・ビールはホテルの部屋のミニバーのヤツ。

空港のカフェバ~。最後なのでどーんと500mlのグラスで。これをやってみたかったのだよね。
今回はビヤホールも結局行けず、ソーセージを食べる機会もなかったので、そのリベンジもしたい。

このカフェバーでも試合放送中だったので、左にあるテレビを見ている・・・フランス×スイス戦だったか。

旅の間、正月の福袋で偶然手に入れていた「ベッケンバウアー」のアディダスのジャージを上着に持っていた。ここでもジッとしていると冷房で寒くなってきたので羽織っていたのだが、そうするとカフェのおじさんに「ベッケンバウアー」と声を掛けられる。「オールドプレイヤー」って言われたけど^^;
結構、ドイツの方はこのジャージに食いつく。ホテルのスタッフも、私のジャージを見ると「ベッケンバウア~!」みたいな。プチコミュニケーションの道具になったね。この旅まで大事にとっておいた代物だったが、正解だった。


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